グラウンド・ゴルフ
関ケ原町・東白川村
東白川村は、農林水産大臣賞や天皇杯、日本農業賞など数々の受賞歴がある「白川茶」が有名です。急峻な茶園で谷川から沸き立つ朝霧と昼・夜との高い温度差のなかでゆっくりとやわらかく新芽を育むため、爽やかな色合いと懐かしさ漂う風味が魅力です。
東白川村では、昭和初期から度々、茶畑や山道でヘビ・トカゲのような不思議な生物"つちのこ"の目撃情報が出ています。村ではつちのこを捜索するイベント「つちのこフェスタ」を毎年5月3日に開催。多くの人で賑わいます。
東白川村は「寺のない神道の村」として、全国でも珍しい村でもあります。1835(天保6)年、飢饉や悪疫を治めるために名号塔が建設されましたが、当時、村を治めていた苗木藩(現中津川市)から「仏教を捨て神道にしなさい」という命令があり、縦4つに割り隠されました(廃仏毀釈)。しかし、1935年に村内で疫病が再び流行ると、石碑の祟りだと恐れた人々が隠されていた石碑を再建。「四つ割の南無阿弥陀仏碑」と呼ばれるこの石碑は、現在は東白川村役場前に寄贈されています。